書家 宮村弦 ニューワークス2010 by artless
Image Langue (イメージラング)
-未解文字の蠱惑-
「読める」「読めない」「読ませる」「読ませない」・・・
戦後の現代書は文字の造形性や意味性との関わり合いに大きな混沌を抱え込んだ。
「イメージラング」は、墨象作品からなる「読む抽象」という体験。
文字(意味性)から開放された抽象の「点」は、
言語機能の恣意性を象徴するシンプルな“取り決め”によって
改めて意味性(言語コミュニケーション機能)の中に還り、
日本語の恣意性や閉鎖性を包括しながら
日本独自のアイデンティティーを強めた“読める”表象となる。
それらの点の暗号は、「イメージラング」の体系をもとに再構築され、
観者は書の視覚性を体感しながら、
次に「未解読の文字」を読み解くように暗喩的な抽象言語を読んでいく。
“calligraphy as graphic art”
抽象性・復元性・非身体性。
様々な非“書”要素を含んだ「非“書”域の書」に書の美意識は宿るのか。
本展は、「書」の美意識を大胆な解釈によりグラフィックワークに落とし込んだ実験的プロジェクト。
グラフィックワークの要求に応えるべく開発された
ピクトリコ・アートペーパー(http://www.pictorico.co.jp/)を用いた
グラフィックアートとしての書が提示されます。
“design by artless”
本展をディレクションする世界的に活躍するデザイナーの川上俊(artless)。
川上のデザインは、日本美に見える余白や間の美意識において
書美と共通するところが非常に多い。
洗練されたデザイン演出によってしつらえられた
宮村弦の墨象アートプロジェクトをお楽しみ下さい。
“Kyoto × Tokyo”
東京ミッドタウンSferaShopTokyoにてエクステンション展示を同時展開。
両会場では、書とコラボレートした川上俊の新作「2010」「ballon as vase」も展示されます。
アーティストプロフィール/Artist profile
宮村弦 Gen Miyamura
gen-m.jp
書家/calligrapher。1980年、静岡生まれ。新潟大学大学院修了。
2005年より本格的に作家活動を開始。文字美・墨象美の昇華を図る。
様々な媒体において活動を展開し、前衛的なその表現は、
デザインやファインアートなど非書領域にまで広がりを見せている。
また、他方では、書の魅力を広めるべく教壇に立つことも多く、
活動の場、表現は多岐にわたる。
書の美意識を背景に描かれる作品はメディアにも多々掲載され、注目を集めている。
毎日書道展毎日賞、他、受賞多数。
川上俊 Shun Kawakami (artless)
www.artless.co.jp
shunkawakami.jp
デザイナー/designer。1977年、東京生まれ。artless Inc.代表。
アート・デザイン・ブランディング・インタラクティブ・映像・インスタレーション・空間演出など、
ジャンルやカテゴリ―に捕らわれず、広い視野でデザインを考え活動している。
同時に、国内外でのエキシビションの開催・参加及び
キュレーション・各メディアへのアートワークの出品など、
アーティスト活動も精力的に行っている。
既存の枠組みを取り払い、デザインとアート双方から多方面へアプローチを仕掛けている。
NY ADC : Young Gun 6、NY TDC、London International Award、One Show、Tokyo
TDC等、多数受賞。
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