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「YÔKAÏNOSHIMA」 シャルル・フレジェ展

Oneonde Karidate, Fukuejima, Nagasaki prefecture (Japan), YÔKAÏNOSHIMA series, 2013-2015Oneonde
Karidate, Fukuejima, Nagasaki prefecture (Japan), YÔKAÏNOSHIMA series, 2013-2015
フランスの写真家、シャルル・フレジェ。1975年、フランス、ブルージュ生まれのフレジェは、世界各地の装束――民族衣装や、伝統衣装、習わし、儀式、祭礼のためのコスチュームなど――をシリーズで撮影し、それぞれの土地に潜む驚くべき多様な人間の営みを、人類学的、民俗学的にも興味深いポートレートとして収め続けている。

おもにヨーロッパ16カ国で、王国や共和国などの騎兵隊を撮影した「EMPIRE」シリーズ(2004-2007)では、厳粛で装飾的でありながらも個性的な制服から、各々が背負う国家的、共同体的ルールや役割、政治や権力の構造までをも見ることができる。

また、近年の代表作である「WILDER MANN」シリーズ(2010-2011)は、ヨーロッパ各地の伝統的な祝祭の儀式に登場する「獣人(ワイルドマン)」の姿を収めている。熊や山羊、悪魔や擬人的なキャラクターに仮装した、奇抜で恐ろしくも滑稽なワイルドマンたちは、自然と人間の営みから生まれた原始の物語をよみがえらせる。このヨーロッパ全土に残る冬の祝祭には、日本の歳神の文化とも共通点が見られることから、フレジェは日本を訪れて新たな展開を試みた。

北から南へ、日本列島58ヶ所の取材から成り立つ本シリーズは、「YÔKAÏNOSHIMA」と名づけられ、田畑や山々、森林、海辺から現れた、日本固有の仮面神や鬼たちの姿を紹介するものである。日本人の恐怖や畏怖を象徴しながらも、私たちの生活の傍らに潜み、時に親しみを感じさせる存在である妖怪。そのルーツともいえる神や鬼たちの姿を、フレジェは写真に収めた。私たちはそこに、今日のキャラクター的表現とのつながりを見ることができるかもしれない。

本展の会場構成を手がけるのは、気鋭の若手建築家・松島潤平。島国ならではの日本のランドスケープにインスピレーションを得て会場を構成、フレジェの新作である「YÔKAÏNOSHIMA」シリーズを中心に、「WILDER MANN」を含む100点あまりの写真作品を紹介する。
開催期間 2016年02月19日(金)~2016年05月15日(日)
※イベント会期は終了しました
休館日 エルメス銀座店の営業日に準ずる
時間 月~土 11:00~20:00、日 11:00~19:00(最終入場は閉館30分前まで)
入場料 無料
会場
  • 銀座メゾンエルメス フォーラム
  • 東京都中央区銀座5-4-1 8階
会場URL http://www.maisonhermes.jp/ginza/
会場電話番号 03-3569-3300
参加アーティスト シャルル・フレジェ
詳細URL http://www.maisonhermes.jp/ginza/gallery/

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